ふるきを訪ねて新しきを知る

 目覚めの遅い朝を迎える。早朝ノートパソでほうき一本(宮本百合子著)青空文庫を読む。500文字前後だろうか。
 昭和23年日本の生産経済破綻を内容とする経済白書が発表され、(米の)ヤミ買を拒絶した山口判事の死は、今でも授業に話題される是とも非ともつかぬ。庶民は、大人になるほど現実を受け入れていかねばならぬ時代と覚悟するは、今も昔も同じなのだ。(「ほうき一本」(宮本百合子著)青空文庫より一部引用」)

 戦後昭和23年当時経済安定政策についたて世論をまとめたおおざっぱな理解力。物価安定政策から、東日本大震災後数年経TPP問題が関税とリンクされて新聞発表ようやく解決したのだろうか。
 東日本大震災放射能が全国に流され、(農林水産漁業から製造業に至るまで)、昭和23年日本の生産経済破綻の表現は、偶然にも今も重なる。
 自給自足的中国経済と他国生産物にお世話にならねば経済成り立たぬ日本経済は、23億人と2億人人口食料問題の解決策なのだから。