古典に学ぶ 方丈記 (昔は美味しく飲むことができた)水にあらず 健康安全対策必須

 飲水に注意しなければならない梅雨から真夏の季節に、上水道(水)の飲料水で過ごさなければならない。また、昔ながらの手動ポンプで地下水から汲む飲水(生水)を飲む方々も多い。

 いつだったか、田舎の水は、地下水の原水地に近いところに便所が設置してあるため2点の距離を5m以上の制限をもちいた、地下水ボーリングを法令化していた。違法性がでてくると検便検査で赤痢菌など検出しやすい。保健事業関係者が赤痢に罹患すると罹患しやすい5m以内の住民を狙っては関係者の継続勤務の保安の犠牲にされているとの噂の多い地方都市が多いのやら・・・。

 どちらにしても、時の移り変わりは、美味しい水100選時代から大部過ぎてしまった。ウォーターバーと連結できたおいしい水の選りすぐっれた名水地は、良いが、必ずしも継続できずに、方丈記に感動するかつての名水地も数多いに違いない。

 日本の生まれ幼少時代を過ごした本籍地と異なる場所で余生を過ごす人々も多い。幼少期から成人式を迎える頃に、大都市で地下水以外の飲水で健康を害する若者も多い。

これからの季節、熱中症が多く水を多く摂らねばならない時期に「ゆく河(川水=飲料水)の流れは絶えずして、しかも(昔は美味しく飲むことができた)水にあらず。・・・

美味しく飲めた地下水の汲み水も、いつのまにか飲めなくなってしまった。風情がある。

 

 近いから、水道水が自分の体に合うとは限らない。熱中症に注意して、過ごしたいものだ。

 

 

「(原文一部引用) ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。・・(略)・」