出版物による近代化が現実化するのに10年〜20年

 公共図書館や、大学の図書館の本棚を見物していくと、最近新聞紙上でにぎわされることがらが、新語と思いきや昭和50年代の出版物であることに気がつく。数十年の時を経た形で、現実化している。出版物のすべてのページが現実と合致している。手順までそっくりだ。とはまれだが。
世紀末文学作品から、会社乗っ取りのサスペンスドラマは、昭和文学だった。
会社に飽きてくると、公共部門の改革から民間化、果ては、部門見直し、公共部門の世紀末文学まででてくる。
なんでも課、おもてなし課、読者の最高となる好みのものさし現代版だ。非現実的な文学作品から現実(化)文学まで、
集団心理を巧みに操りながら、時代の流れ(過去・現代・未来)をまるでマイクロソフト社のプロジェクトで工程単位の緻密な計画のなかで現代を切る(仕事人)文学が現実化していると推測される。

考えすぎか