リーマンショック「マネー・ショート 華麗なる大逆転」に学ぶ

<<失業率1%増が4万人の自殺者数を左右する>>これは、リーマンショックを題材とした次の映画を見たときの台詞のヒトコマだ。
社会の貧困化と簡単に称される現代、その貧困化の一原因をなす景気動向と失業率、通常ここまでが話題となるところだが・・
勝ち組負け組みと株式市場をにぎわうのが一般だが世界恐慌の原因となったリーマンショック、では、日本の場合はどうか、自殺対策基本法も2006年法として先に成立しながらも現実計算を試みた。1億2692万人(H28.9現在)
 2008年:10万人当たり 20人 失業率4% 現在の人口比*0.04=507万人 自殺者数 30229人(グラフより引用)
 2009年:10万人当たり 25人 失業率5% 現在の人口比*0.04=635万人 自殺者数 30707人

1%の増で前年比528人増 生産活動への貢献を失うという経済的な損失点で、10年間で22兆円の経済的損失と計算している点が興味深い。ふと、1%で4万人は失業増率に対する失業者数と理解したくなってしまった。「不況・失業と自殺の関係についての一考察」より一部引用

予告映画:『マネー・ショート 華麗なる大逆転』予告編

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